花咲町3丁目の官舎、トイレ脇にしめじが生えていた

Spread the love

Last Updated on 2025年10月9日 by 管理者 Nikifarm

おはようございますニヤリ 朝一血圧(138/93/56)、ジョグ薬(105/74/99)。

~北海道の田舎の思い出~

最近熊の被害が多いが、きっと昔はたくさんいたのだろう。

 TODAY'S
 ​熊が出る

ぼっとん便所とバキュームカー

幼稚園のころのわが家のトイレは、いわゆる「ぼっとん便所」。

年に何度か、バキュームカーがやって来ると、町内会中にあの独特なにおいが広がりました。

直近では臭わないのになぜか周囲で臭うという不思議な現象。

今思えば迷惑そうにしていた大人たちの顔も、どこか日常の一コマでした。

臭いで言えば、通学途中には納骨堂を過ぎると友達の養豚農家があり、いつも臭うので足早に通り過ぎていた。

父と畑と人糞投入

日曜日、父が休みの日には、裏の畑に溝を掘って、そこへ汲み取った人糞を流し込む。

「うわあ…」と思いながらも、当時はそれがごく自然な風景でした。

循環の知恵、今でいう「有機肥料農法」そのものですね。

トイレ脇に出るキノコたち

そんな肥えた土のおかげで、トイレの北側付近にはあちこちにきのこが顔を出していました。

「しめじ」と呼んでいたけれど、今思えばヒラタケやウスヒラタケだったのかもしれません。

味噌汁にすると、とにかく美味しかった。

「ぼりぼり」と呼ばれるきのこや、黄色いきのこもあり、食卓は山の恵みでいっぱいでした。

いまスーパーで売られているようなキノコではなく、香りが全く違うのです。

最近はクマに襲われ、キノコ採りも危なくなっていますね。

金曜日の楽しみ

さらに金曜日には、出張から帰ってくる父の車のトランクに「きのこの山」が積まれていました。

きのこだけじゃなく、

昆虫や十勝石やアンモナイトの化石

まで。

今思えばワイルドすぎるお土産ですが、私達にとっては夢のような宝物でした。

金曜日を待ちわびる気持ち、それはまるでクリスマスを待つ子どものようだったと思います。

あのころの循環の知恵

振り返ると、あの

「トイレ・畑・きのこ」

のつながりは、自然の循環そのものでした。

人糞が土を肥やし、きのこが育ち、食卓を潤す。

今ではちょっとギョッとする話かもしれませんが、あの頃の北海道旭川市花咲町3丁目の田舎では、ごく当たり前の光景でした。

しめじの香り、出張から帰った父の笑顔、土のにおい。

そんな断片的な記憶が、今でもふと蘇ってきます。

「なんでも生き物はつながっている」

――あの頃の暮らしが、そう教えてくれていたのかもしれません。

今は私も畑で野菜を育て、循環農法に試行錯誤しています。

さすがに人糞ではなく鶏ふんと残飯を使っていますが、根っこにある思いは同じです。

昔ながらの知恵に学びつつ、現代の工夫を加えていけば、必ず次の世代にも豊かな実りを手渡せるはず。

「つながり」

を忘れず、命をつないでいく農の力――。

あの頃の思い出を胸に、これからも畑とともに歩んでいきたいと思います。

Follow me!