一人旅は人生の最終旅行の始まりである
Last Updated on 2026年5月23日 by 管理者 Nikifarm
おはようございます。室温20.7℃、朝の血圧(131/91/67)。
なぜか最近、
「みんなで一泊旅行に行こうか」
という言葉を聞くと、少しだけ肩が重くなる。
昔は、あんなに仲間とすることが好きだったのに。
不思議である。
■ 言い出す人と、動く人
- テニス仲間でも
- 会社仲間でも
- 友人仲間でも
- 飲み会でも――
最初は必ず、
景気のいい人がいる。
- 「今度飲み会しよう!」
- 「みんなで行こう!」
- 「泊まりでどう?」
ここまでは、
ものすごく元気である。
しかし、
次の日になると静かになる。
すると、
なぜかこちらに回ってくる。
- 店探し
- 日程調整
- 人数確認
- 予約
- キャンセル対応
そして最後は、
「ごめん、その日やっぱ無理。」
である。
だいたい、
無理なのは、
こちらの血圧である。

■ お鉢リレーの謎
昔から不思議だった。
なぜ、
お鉢はいつも同じ人にしか回らないのか。
- 気づく人
- 動ける人
- 断れない人
この三拍子が揃うと、
自動的に幹事になる。
しかも日本人は、
「できる人がやれば早い」
という、
非常に便利な空気を出す。
これはもう、
飲み会界の自然循環農法みたいなものである。
手間だけ、
よく循環する。
■ Aさんの名言
以前、
Aさんが言った。
「ワシな、旅行行く前から疲れるんや。」
名言である。
まだ出発していない。
なのに疲れている。
理由を聞くと、
「LINEが何十件も来る。」
とのことだった。
- 駅はどこ集合
- 誰が乗る
- 昼飯どうする
- 部屋割は
- 酒はどうするの
もう、
旅行というより、
小さな市役所状態である。

■ 一人旅の静けさ
だから最近、
一人旅が妙に心地いい。
- 誰にも合わせない
- 誰にも確認しない
- 急ぐ必要もない
- 疲れたらかってに休む
- 酒蔵に寄る
- 温泉に入る
- まっすぐ帰る
これだけで、
心が静かになる。
若い頃は、
「みんな一緒」が楽しかった。
でもシニアになると、
自由とは、
“誰にも気を使わない時間”
なのかもしれない。

■ 幹事人生の最後に思うこと
もちろん、
仲間と会うのは嫌いじゃない。
- 笑うのも好きだ
- くだらない話も好きだ
- 昔話も楽しいものだ
ただ――
もう、
無理してまで
全員をまとめて会わなくてもいい。
最近そう思う。
お鉢を受け取り続けた人間ほど、
最後は静かな場所へ一人で行きたくなる。
たぶん、
ずっと気を使ってきたからだろう。
■ 今日の気づき
人生後半は、
「みんなのため」より、
「自分が気持ちよく生きられる形」を選んでいい。
お鉢は、時々そっと、
机に戻してもいいのである。


