一度上がると、さがれない生き物は?
Last Updated on 2026年5月9日 by 管理者 Nikifarm
おはようございます。室温24.3℃、朝一血圧(123/86/67)。
昭和のラーメン
最近、
ラーメンを食べると驚く。
「1000円…?」
ちょい昔は500円だった気がする。
いや、
もっと安かった記憶さえある。
ところが不思議なことに、
世の中全体が少しずつ上がるので、
最初は気づかない。
気づいた時には、
財布より先に、
頭の中の“昭和”が驚いているのだ。

■ 100圓ラーメンの伝説
ところが、
そんな時代に逆らうように、
「八王子にはまだ100円ラーメンがあるらしい」
という話を聞いた。
えっ、
令和ですよ?
- しかも米も高い
- 卵も高い
- 電気代も高い
なのに100円。
もはやラーメンというより、
都市伝説である。
実はこの店、
昔、西八王子駅にあったのだ。
私も行ったことがるラーメン店だ。
あの頃は、
100円玉を握りしめて店に入り、
「本当に食べられるのか?」
と半分疑いながら、
帰宅途中の高校生たちと一緒に
湯気を見ていた記憶がある。
今思うと、
昭和は値段まで牧歌的だった。
■ 全部入りの衝撃
一方こちらは、
- チャーシュー追加
- シナチク追加
- 味玉追加
「全部入りで。」
この一言で、
気づけば1800円時代が来るのかもしれない。
昔なら、
夫婦で夕飯行けた値段である。
しかし恐ろしいのは、
最初は驚いても、
だんだん慣れてしまうことだ。

■ 人間は慣れる生き物
最初の1000円は高く感じる。
でも何回か食べると、
「まあ、今はこんなもんか」
になる。
人間の脳は、
実に不思議だ。
まるで畑の雑草みたいに、
環境に順応する。
しかも、
値段が上がる時は敏感なのに、
給料が上がっても、
なぜか感動するのは短い。
「うおー!昇給だ!」
と言っていたのに、
翌月には普通の顔でコンビニコーヒーを飲んでいる。
人類、
適応能力だけは異常に高い。
■ 株価もよく似ている
株価も似ている。
暴落すると、
世の中の終わりみたいに騒ぐ。
ところが数年後には、
また戻る。
- リーマンショック。
- コロナショック。
そのたびに、
「もうダメだ」が始まる。
しかし気づけば、
- コンビニは開き
- 畑には雑草が生え
- ラーメン屋には行列ができている
雑草だけは、
景気を気にしない。
ある意味、
自然循環農法の完成形かもしれない。

■ Aさんの注文
Aさん(70歳・テニスおじさん)は言った。
「昔はラーメン600円で、替え玉まで行けたぞ」
しかしその直後、
Aさんは普通に
トッピング全部入りを注文していた。
しかも半チャーハンに餃子3個付き。
さらに食後に、
「今日は軽めにした」
と言っていた。
いや、
どこが軽い。
しかし結局、
人間は文句を言いながら、
楽しみも捨てないのである。

■ 気づき
値上がりを嘆き、
将来を不安がり、
株価に驚き、
血圧を測りながら、
それでも最後は、
チャーシューを追加してしまう。
人間とは、
実に面白い生き物だ。
👉 人類は、不安になりながらも、
結局“全部入り人生”を選びながら前へ進んでいるのかもしれない。


