『シオナリ』〜潮の香と音が届ける人の温もり〜

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Last Updated on 2025年12月11日 by 管理者 Nikifarm

おはようございますウインク 朝一血圧(126/98/70)

昨日は、横浜市磯子区民文化センター杉田劇場で演劇を鑑賞しました。

アマチュア劇団とはいへ、本格的な舞台を観れて感激しました。

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 演情

「久しぶりに“人間の息づかい”に触れた夜 〜横綱チュチュ『シオナリ』を観て〜」

昨日、とても心に残る舞台を観てきた。

劇団「横綱チュチュ」の第22回本公演『シオナリ』。

会場は神奈川県の杉田劇場。(我が家からは2時間)

ここは約300席の小さなホールだが、その分、役者との距離が近く、生きた人間の演技が真正面から飛び込んでくる

後輩の舞台に心が躍る

今回の観劇のきっかけは、大学合気道部の一学年下の〇野君からのメールだった。

「〇津(現〇井)さんが舞台に出ますよ。観に行きませんか?」

もちろん二つ返事で「行きたい」と返した。

私は昔から映画よりも舞台派で、生身の役者がそこに“存在している”空気がたまらなく好きなのだ。

舞台に立つ後輩を見て「変わってないな」と思った

舞台上の〇井さんを見た瞬間、懐かしさと驚きが同時に胸に広がった。

柔らかさのにじむ表情。

ちょっとした動作の間にのぞく可笑しみ。

「ああ、変わってないな。」

学生時代と同じ、あの“味”がちゃんと残っている。

むしろ、役者として熟している。

本人はアマチュアと言うのだろうが、私の目には間違いなくプロの女優に映る。

劇団の役者さんたちも二足のわらじで活動しているのだろうが、

舞台上ではどちらも本業と言えるほど真剣で、一瞬一瞬を全力で生きていた。

そして……舞台袖に“もう一人の主役”がいた

今回、強く心をつかまれたのがもう一つある。

それは——舞台袖の生演奏だ。

エレクトーンを弾き、場面転換ではクラリネットを吹き、

すべてをたった一人でこなす演奏者。

その音が、役者の動きと完璧に重なり、物語の空気を変え、感情を膨らませる。

姿は見えないが、まさに“影の主役”。

一音鳴るたびに舞台が呼吸し始めるようで、私は何度も鳥肌が立った。

緞帳が下りた瞬間…「えっ、終わり?」

物語の終盤、緞帳がすっと下りた瞬間、

思わず口から出た言葉が、

「えっ、終わりなの?」

完全に“中に入っていた”のだ。

もっと観たい。続きを知りたい。

それほど、物語に心を奪われていた。

上演時間は1時間半。

後半の展開から一気に物語が加速し、

気づけば終わりの瞬間が来ていた。

『シオナリ』が意味するもの

潮の香り、潮騒の音、潮目、潮時。

「シオナリ」という言葉の奥には、

人の心の変わり目や、人生の転換点が

静かに流れているように感じた。

観終わったあと、胸の奥に

海の余韻のような静かな波と香りが広がる。

帰りに地元出身の友人が、この劇場はあたりは一面砂浜で海苔の養殖をしていたと言っていたことを思い返した。

1500円では安すぎる舞台

今回の観劇料は1500円

正直、このクオリティでは安すぎる。

観客が恐縮するレベルだ。

それでもこの値段で生の舞台が観られるのだから、

ぜひ多くの人に観てもらいたいと心から思うのだ。

次はサインもらおう

そして、心の中でそっと決めた。

次に観に行ったときは、勇気を出して〇井さんにサインをお願いしよう。

あの舞台の余韻を、少し紙に閉じ込めておけたら嬉しい気がするのだ。

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