シニアになって発動した「謎の能力」
Last Updated on 2026年2月9日 by 管理者 Nikifarm
おはようございます。室温12.8℃、今朝は一番の冷え込み。
選挙で日本人の心が見えて予想通り、TB〇や中〇などTVと偏向報道への日本審判が終わった。
一言、よかった、日本は平和だった。
目 次
若いころには絶対になかったスキル
最近、自分に新しい能力が備わった気がします。
しかもこの能力、若いころには影も形もありませんでした。
筋力でもなく、
記憶力でもなく、
もちろんITスキルでもない。
その名も――
「ただ眺めて満足できる能力」
どうやらシニアになると、
自動でインストールされる標準装備らしいです。

喫茶店のBGMに意味はあるのか問題
喫茶店に入ると、
必ずと言っていいほど軽やかで爽やかなBGMが流れています。
曲名は知らないバロックかもしれない。
好きかどうかも分からない。
そもそも聞いていない。
でも無音だと、妙に落ち着かない。
あれは音楽というより、
空気のクッション材ですね。
冷房と同じで、
存在は感じないけど、無いと困る。
見てないのに、ついているテレビ
我が家では朝から、
誰も見ていないのにテレビがついていることがあります。
ニュースもCMも、ほぼ記憶に残らない。
なのに消すと、なぜか寂しい。
つまりテレビはもう、
情報機器というより
生活音の一部。
冷蔵庫のブーンという音と、
ほぼ同じカテゴリーです。

新聞も「読む」より「眺める」
新聞も、もう全部読む人は少ないでしょう。
- 見出しだけ。
- 写真だけ。
- 広告だけ。
それでも、
「今日も世の中は動いているな」
という安心感だけは、
なぜかちゃんと残る。
情報収集というより、
世界の存在確認です。
山の上で何も起きないのに満足
シニアになるとやたら山に登って景色を眺める。
若いころなら
「写真撮った、はい終了」
だったのに、
今は違うな。
- 雲の動き。
- 風の音。
- 遠くの町の輪郭。
- 自分の呼吸。
気がつくと30分経過。
事件ゼロ。
感動の名場面も無し。
BGMすら無し。
なのに、
「今日は良い一日だった」
というなんとも言えない謎の満足感。
これはもう能力としか言いようがありません。

車窓という無料映画館
電車やバスの窓。
若いころは存在していなかった場所です。
視線は常にスマホ。
今は違う。
- 畑。
- 川。
- 山。
- 知らない家の洗濯物。
- 工場の煙突。
特に同じような景色で面白くもない。
でもなぜかずっと見ていられる。
- ストーリー無し。
- オチ無し。
- 音楽すら無し。
なのに、
Netflixより満足度が高いときがある。
月額料金も不要。
広告も出ない。
ただし戻ることも、再生停止ボタンも無い。

これは能力か、それとも老化か
冷静に考えると、
- 集中力が落ちただけでは?
- 刺激に鈍くなっただけでは?
- ただの暇人では?
という疑惑もあります。
でも決定的に違うのはここ。
若いころは
「何もしてない時間=不安」
今は
「何もしてない時間=贅沢」
この変換が起きている気がする。
これは劣化ではなく、
たぶん脳のOSの無料バージョンアップデートです。
そう慰めておくことにする。
シニア限定スキルまとめ
どうやらこの能力、
単体ではなくセット商品らしい。
- BGMが聞こえないのに心地いい
- テレビを見てないのに安心する
- 新聞を読んでないのに世の中を知った気になる
- 景色だけで一日が成立する
若い人が聞いたら
「それ全部、何もしてないだけですよね?」
と言われそうですが、
その通りです。
全力で何もしていませんが、
自分自身を客観的に見ることができています。
たぶん
こうして考えてみると、
- ただ眺めて満足する。
- 何も起きなくても平気。
- 意味のない時間を楽しめる。
これ、進化なのか、
悟りなのか、
それとも――
これが「老化」というのかもしれない。

でもまあ、
老化でこれなら、悪くない。
少なくとも若いころのように
「何もしてない自分」に
イライラ、モヤモヤはしなくなった。
今は堂々と、
何もしていない。
しかもそれを
「能力」・「進化」と呼んでいるのだから、
我ながら、なかなか高度な老化である。


