ついに私も畑の一部だったことに気が付いた

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Last Updated on 2026年6月5日 by 管理者 Nikifarm

おはようございます。室温23.9℃、朝の血圧(133/90/71)。

朝ごはんは畑の肥料だった

今朝朝食はもいつも定番メニュー。

  • ゆで卵
  • バナナ
  • トースト
  • レタスサラダ(スナップエンドウ入り)。
  • 梅干し2個
  • ソイラティ

ただ最近、妙なことに気づいた。

私はこのメニューは自分の健康のために食べていると思っていた。

ところが色々と調べてみると、

どうやら畑のためにも食べていたらしい。

いったいどういうことだろう。

正体は卵の殻だった

ゆで卵はほぼ毎日食べる。

中身は私。

殻は畑。

これが長年のルールだ。

卵の殻の99%は炭酸カルシウム。

つまり天然のカルシウム資材である。

カルシウムは野菜の細胞を丈夫にする。

人間で言えば骨。

トマトで言えば尻腐れ病の予防にも役立つ。

ただし卵の殻はすぐには効果はない。

土の中の微生物が少しずつ分解する。

つまり私が砕いても、

最後の仕事は微生物任せ。

畑には見えない従業員達が大勢いるのである。

しかも給料はいらない。

働き方改革とも無縁だ。

バナナの皮は捨てるには惜しい

次はバナナ。

私は中身を食べる。

皮は畑が食べる。

なんだか共同生活みたいだ。

バナナの皮にはカリウムが豊富に含まれている。

カリウムは野菜の水分調整を助ける働き。

さらに糖分の移動にも関係する。

簡単に言うと、

おいしい実を作る応援団長だ。

刻んで土に埋めると、

微生物たちが大喜びで分解する。

そして栄養が土へ戻る。

私は朝食。

微生物は昼食。

みんな食事の時間が違うだけだった。

薪ストーブの灰も無駄ではなかった

時々大きい固い残渣(ブロッコリーやなすの茎)は、

乾燥させてから薪ストーブで燃やす。

最後に残るのは灰。

昔の人は灰を大切にした。

理由は簡単。

灰にはカリウムやカルシウムなどのミネラルがたくさん残っているからだ。

植物が吸い上げて成長した茎が、

灰になって帰ってくる。

これも循環。

無駄な物だと思っていたら、

実は退職後に再雇用された優秀な元社員だった。

微生物は畑の黒子

ここで一番働いているのは誰か。

実は私ではない。

微生物である。

卵の殻も。

バナナの皮も。

灰の栄養素も。

全部きれいに分解し、

植物が吸える形に変えてくれる。

畑の中では、

何億という微生物が24時間営業。

残業代も休日手当も要求しない。

私よりよほど働き者である。

だから、夏には土を太陽の下にむき出しにしてはいけない。

そのためにマルチングとして、ライムギ・残渣を使うのだ。

畑の中で捨てるものなど一つもないことが分かる。

驚いたこと

最近気づいたことがある。

私は野菜のために朝食を食べているのかもしれない。

卵を食べる。

殻が畑へ行く。

バナナを食べる。

皮が畑へ行く。

薪を燃やす。

灰が畑へ行く。

畑で育った野菜を私が食べる。

そしてまた畑にもどす。

いつの間にか、

私自身の朝食が循環農法の一部になっていた。

畑と私は別々ではなかったのである。

気づき

自然循環農法とは、

野菜を育てる方法ではない。

土と微生物と野菜、

そして人間までが一つの輪になる仕組み作りだった。

だからNikiファームのトマトがおいしい理由は、

もしかすると肥料だけではなく、

私の一部である朝ごはんが参加しているからかもしれない。

そう考えると、

明日のゆで卵とバナナも少し誇らしく食べられるのである。

そして、なによりも私の手の汗が土にまじっているのだ。

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