駅前ロータリーの高級マック【私の事件簿】
Last Updated on 2026年6月6日 by 管理者 Nikifarm
おはようございます。室温22℃、朝の血圧(131/98/68)。
今朝はいつもより、肌寒い感じがしますね。
昨日の駅前は、いつも通りの顔をしていた。
■ ハザードは万能だと思われている
だが駅前という場所は、「いつも通り」を信用すると、だいたい裏切ってくる。
なぜならここは、“ちょっとだけ”が合法の顔をしている場所だからだ。
駅前ロータリー。
タクシー、バス、送迎車、そして「ちょっとだけ停める車」。
この三つ巴の中に、今日も静かな一台がいた。
ハザードランプ点灯。
そして迷いなくマクドナルドへ入店。
どうやらハザードは「許可証」ではなく「気分表示」になっているらしい。
駅前では法律より気分が強い日がある。

■ 緑の制服は音もなく現れる
店舗へ入った直後。
緑の制服の方が即座に現れる。
足音がしない。
怒鳴りもしない。
ただ淡々と仕事だけが進む。
ナンバー記録。
写真撮影。
そして黄色い紙が左上にペタリと貼られ風になびく。
この一連の動作、
静かすぎて逆に怖い。
まるで「何も起きていないことのように」静かな駅前ロータリーである。

■ 男は迷わなかった
その数分後、男が戻ってきた。
白いポロシャツのお腹がポッコリの中年男性。
車に戻り、黄色い紙を見る。
普通なら、ここで一瞬止まる。
人生を振り返る時間が発生するはずだ。
しかしその人は違った。
慣れた手つきでビリッ。
外した。
そして何事もなかったように、まさかのマクドナルドへ入っていく。
駅前には、現実を一回だけ無効化できる人種がいるらしい。

■ 駅前の三分類
こういう場所には、人間のタイプがはっきりと出るようだ。
- ルールを守る人
- ちょっとだけ破る人
- 破ったことを「まだ途中」と思っている人
今朝はその全部がそろっていた。
そして街の駅前ロータリーは何も言わずに流れていく。
■ そして“高級マック”になる
問題はここからだ。
駐車違反の反則金は、およそ15,000円前後。
昼のマクドナルド代が上がったとはいえ、これは別格だ。
気づけばこうなる。
ビッグマックセット
ポテト
コーヒー
+ 駐車違反スパイス(約15,000円)
合計すると、完全に「高級ランチ」である。
場所が駅前なだけで、マックは突然フレンチになる。
ちょっとだけのつもりは、だいたい一番高くつく。

■ 人生の気づきの一言
安い昼ごはんほど、停め方ひとつで高級になるものだ。
停車のハザードはそういう意味ではないのだ。

