夢のマイホーム、建てたのになぜか
Last Updated on 2025年12月11日 by 管理者 Nikifarm
おはようございます
朝一血圧(141/88/54)高めだ。
朝の暖かいコーヒーに暖かい豆乳をそそぐ、美味しいソイラテができあがる。
朝食にはちみつの香りがする梅干しを2個。
これが私の人生のスタートだ、今日も小さな感動が走る。
目 次

自分が人生
借家人生、そして夢
皆さん!
長年の夢をついに叶えた男です。(ちょっと大げさに言うと)
若い頃から、俺の人生は借家と共にあった。
官舎、下宿、アパート、マンションと渡り歩く流浪の民。
そのせいか、「いつかは自分の城を!庭付きの一戸建てを!」と念仏のように唱えるのがクセで夢でした。
友人の家に行けば「いいなぁ、庭!BBQとかできんじゃん!」と羨望の眼差し。
夜な夜な不動産のチラシの間取り図を肴にビールを飲む。
いわば、俺は脳内に自分だけのハウスメーカーを経営していたのです。
妄想建築、得意です。
ついに、念願のマイホーム!
そして2014年!
退職を4年後に控えた俺は、ついにやりました。
念願のマイホームをゲットしたのです!
六本木あたりのタワマンで「フッ…これが都会の喧騒か…」とか言ってみる人生も、
チラッと構想にはありました。
でも、子供たちの
「じいじと一緒に住む!」
という鶴の一声と、偶然に吉川市で奇跡的に見つけた理想の土地のおかげで、
二世帯風住宅を建てることができたのです。
引っ越し初日、玄関のドアを開けた瞬間の「新築の香り」!
「うぉぉ…!これぞ勝利の香り…!」
ちょっと涙ぐみながら、心の中でガッツポーズ。
「これで俺の人生も完成形だな!」と確信した瞬間でした。
……が、数か月後にはまさかの伊豆大島へ2年間の転勤辞令。
神様、俺に新築を満喫させない気ですか?
ところが、建てた家の話だ。
新築に住みはじめて一週間もすると、なぜか達成感がまったくない。
庭の芝を眺めながら、
「ふーん、これが夢のマイホームか」
とつぶやいている自分がいた。
夜、リビングのソファに座っていても、「あれ? 特に何も変わらんぞ」と思ってしまう。
みんなに「どう? うれしいでしょ」と聞かれても
「う、うん……まあね」と、歯切れが悪い。
夢が叶うと、夢は消える?
考えてみれば、「家を建てること」自体が目標だっただけで、
その先のことは何も考えていなかった。
つまり、“ゴールのその先”がまるっと空白だったのです。
夢は叶った瞬間に、次の夢が生まれないと
心は空白になるのかもしれません。
そして、夢の残骸の上で、ぽつんと立ち尽くす自分に気づいたのです。
人生の“次のステージ”は?
若いころの夢を叶えても、人生は続く。
「さて、次は何をしようか」と思うけれど、
特に大きな目標もない。
結局、朝は来るし、洗濯機はウィーンと回るし、ゴミ出しの金曜日はやってくる。
そう、人生のほとんどは、キラキラした夢や目標なんかじゃなく、こういう
地味な「毎日」
でできているんだ。
そして、ようやく気づく
もしかして――
人生に「最終目標」なんて、ないんだろうか。
どんな立派な家を建てたって、そこでやることは
「今日を生きる」
だけ。
未来のためにガチガチになるより、
「今日の晩酌、何にしようかな」
「誰と笑おうか」
って考えるほうが、よっぽど大事だったのかもしれない。
気づけば、デカい目標なんてなくても、全然生きていける。
むしろ、「目標という名の重り」を外したほうが、
毎日がちょっと軽やかになる。
人生は、今日が本番
家は建てたが、人生はまだ建設途中。
今日もまた、畑の草を抜きながら思うのです。
――「ああ、人生って、全力で目の前のことに空振りできるかどうかだな!」
と。
とりあえず、今日のところは
全力で畑の草むしり、結果は空振り、略して
「全力草ブリ」!
ああ、現実は腰が…痛いわ!






