遺言を書いたのに揉める理由 それ、「遺留分」のせいです

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Last Updated on 2025年12月29日 by 管理者 Nikifarm

🎭 Niki遺留分さん(行政書士)登場

ふわっと現れたのは、書類の束を抱え、どこか笑っている顔のこの人。

🎖 Niki遺留分さん

「どうも。**“遺言書を読んでから呼ばれる係”**です」

ほんとうは、 遺言書を書く時から相談してもらえると揉めなくて済むんですけどね。

🔹 遺留分って誰のもの?

遺留分があるのは👇

  • 配偶者
  • 子ども
  • 直系尊属(父母・祖父母)

Niki遺留分さん

「ここ、よく勘違いされますが――」

兄弟姉妹には、その権利はありません

次男

「えっ、兄弟なのに!?」

遺留分さん

「兄弟って言葉は感情的には強いけど、法律的には弱いんです」

「“昔、同じ風呂に入った”は民法では評価されません」

🔹 どれくらいもらえるの?(現実直球)

遺留分は

全財産の法定相続分の半分まで

遺留分さん

「半分です。それ以上は“欲張り”

「でも半分“も”です。思ったより多くて、だいたい揉めます

おじいちゃん

「わしの金なのに…」

遺留分さん

「ええ、生きてるうちは全部あなたのです」

死んだ瞬間、公共物みたいになります

🔹 遺言書は意味ない?(心をえぐる)

おじいちゃん

「じゃあ遺言書、意味ないじゃないか」

遺留分さん

「いえ、あります」

意味があるかないかは、“書いたかどうか”じゃなく“家族の性格”で決まります

「仲が良ければ、遺留分なんて誰も言いません」

仲が悪ければ、1円単位で言ってきます

🔹 法定相続分で揉める人の共通点

遺留分さん

「揉める人ほど、こう言います」

“普通はこうでしょ?”

「その“普通”、誰が決めました?

「法律ですか?それとも、あなたの長年の思い込みですか?」

⏰ 実はある「遺留分の時効」

Niki遺留分さん(腕時計を見ながら)

「ところで皆さん、

遺留分は“いつまでも請求できる”わけではありません

家族

「えっ、期限あるの?」

遺留分さん

「あります。しかも、けっこう短いです」

🔹 遺留分侵害額請求の時効

📌 ポイントはこの2つ👇

1️⃣ 遺留分を侵害されたことを知った日から【1年】

2️⃣ 相続開始(死亡)から【10年】

👉 このどちらか早い方でアウトなので、だいたい1年

遺留分さん

「“いつか言おう”は、力関係でだいたい言えなくなります

🔹 よくある勘違い(毒入り)

遺留分さん

「よく聞きます」

「葬式も落ち着いたら考える」

「法事が終わってからでいい」

「今は揉めたくない」

遺留分さん

「はい、1年経過

「お気持ちは分かりますが、法律は気持ち待ってくれません

🔹 「知った日」っていつ?

ここ、めちゃくちゃ大事です。

遺留分さん

「“知った日”とは――」

  • 遺言書の内容を知った日
  • 自分の取り分が少ないと分かった日 (例~長男が全部おれもらうからと言った日)

👉 “正式に説明を受けた日”じゃありません

「なんとなく察した日」

「あ、遺産相続、なんだか私の分これ少ないな…と思った日」

👉 その日からカウント開始です。

遺留分さん

「気づいた瞬間、タイマーは動き出しています

🔹 内容証明を出せば止まる?

遺留分さん

「止まります」

「だから皆さん、まず内容証明を送ります

「“本気です”の合図ですね」

長男

「そこまでやるのか…」

遺留分さん

「ここで、私たち行政書士が呼ばれます」

「やることはシンプルです」

・時効を止める
・感情を刺激しない
・証拠を残す

「そのために、まず内容証明を送ります」

「弁護士の前に、まず行政書士」

「戦争を始めるためじゃありません」

戦争を始めないためです」

🔹 時効を過ぎたらどうなる?

遺留分さん

「請求できません」

「どんなに不公平でも」

「どんなに悔しくても」

「**法律的には“終了”**です」

「その瞬間、遺留分は“幻”になります」

🔹 家族劇場・時効あるある

次男

「兄貴とは揉めたくないから、もう少し様子見よう」

(1年後)

次男

「あれ? もう言えないの?」

遺留分さん

「はい」

優しさが、損になる瞬間です」

🔹 家族劇場・地獄編

おじいちゃん

「全部、長男にやる!」

遺留分さん(静かにメモを取りながら)

「はい、“揉める家テンプレ①”いただきました

数年後――

次男

「遺留分、請求します」

長女

「私も」

遺留分さん

「でしょうね」

“うちは大丈夫”は、だいたい大丈夫じゃありません

🔹 遺留分を請求しない人もいる

遺留分さん

「ちなみに、請求しない人もいます」

「理由は2つ」

1️⃣ 本当に仲がいい
2️⃣ 関わるのが面倒

「後者が圧倒的に多いです」

「円満じゃなくて、諦めです

🔹 後日談

三回忌の日。

長男

「父さん、遺言書があって助かったよ…」

遺留分さん

「ええ」

遺言書がある家は、“戦争”が“小競り合い”で済みます

「ない家は、一生、正月に顔を合わせません

☠ 最後のまとめ

  • 遺留分は「優しさ」じゃない
  • 遺言書は「愛情」でもない
  • 全部、トラブル対策

「うちは仲がいいから大丈夫」

👉 そう思ってる家ほど、私はよく呼ばれます

🎖 Niki遺留分さん

「また会いましょう。できれば、事前に相談をお願いしますね。

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