宝くじじゃないんだから、そのクリスマス
Last Updated on 2025年12月26日 by 管理者 Nikifarm
目 次
――同じ動画が何度も届いた朝――
おはようございます。室温18.8℃。
クリスマスはどのように過ごしたでしょうか。
一人で静かにシャンパンを飲んだ人、
親戚が集まってにぎやかに持ち寄りパーティーをした人。
それぞれのクリスマスがあったと思います。
私はというと、倉庫に眠っていた野菜――冬瓜を料理しました。
冬瓜の花の百ひとつ
冬瓜は、千年以上も前から日本で栽培されてきた野菜です。
最近は料理する人も少なくなりましたが、
柔らかく、じんわりと美味しい。
派手さはないけれど、
ちゃんと手をかけると応えてくれる。
そんな野菜です。
■ クリスマスの朝、LINEが鳴る
昨日はクリスマス。
スマホを開くと、LINEに「メリークリスマス」がずらりと並んでいた。
文字だけの人。
スタンプだけの人。
写真を一枚添えてくる人。
まあ、年賀状と同じような
年に一度のお約束LINEメッセージです。

■ ひときわ気合いの入った動画
その中で、ひときわ目を引いたのが友人「Mくん」からのメッセージだった。
きっと購入したんだろうと思う動画である。
クリスマスソングが流れ、
画面の向こうから語りかけてくる。
「おっ、これは手が込んでいるな」
わざわざ購入したんだろうな、そう思い、再生した。
……2分以上ある。
■ まあ一度は、と思って最後まで
正直、サンタが出てきたあたりから少し長かった。
だが、せっかく送ってくれたのだ。
一度は最後まで見よう。
そう思って、じっと眺めた。
※もちろん、送ってくれる気持ちが嬉しいことに変わりはありません。
■ 別のグループで、違う写真の動画
数分後、別のグループLINEの「Gくん」からやはり動画が送られてきた、
「うーーん」首をかしげた。
貼られている写真(サムネイル)がまったく同じだ。
「あれ?
中身は別バージョンかな?」
そう思って、その動画を再生してみました。
■ 同じ曲、同じ動画、同じ内容
すると――
同じクリスマスソングの曲が流れてきた。
まさか・・・
動画も、構成も、語りも、
まったく同じ。
中身はまったくそのまま。
年賀状でいえば、
送り主の住所・氏名が違うようなもので表は同じ図柄だ。

■ 正直に言えば「一度でいい」
ここで、ふと思いました。
こういう動画は、
一度見れば伝わることが多いな、と。
同じ内容を
同じタイミングで何度も見ることは、
なかなかありません。
一度見たら、
二度目は再生されないこともある。
三度目になると、
通知をそっと閉じるだけになる場合もあります。
たぶん、
オリジナルの写真一枚のほうが
じっくり見てもらえることも多いでしょう。
■ どこかで見た構図…宝くじ?
ふと、既視感を覚えた。
この感じ、どこかで見たことがある。
そう、宝くじである。
「夢を買っているんだ」
「当たるかもしれないだろう」
そう言いながら、
中身は決まって同じ。
結果も、だいたい同じ。
■ 量産型クリスマスの残念さ
少し残念なところ
今回の動画LINEレターも、
それに少し似ている気がしました。
手軽で、失敗がなく、
お金を払えばそれなりに立派。
でも、
心に残るかどうかは、別の話です。
便利なものほど、
気持ちは薄まりやすい。
■ 下手な一言のほうが心に残る
不思議なことに、絶妙なタイミングに
下手な一言のほうが、ずっと記憶に残る。
「元気?」
「今年もありがとう」
それだけでいい。
長さも、
音楽も、
完成度も、
必ずしも必要ではありません。
■ 現代人の勘違いにひとこと
ちょっとした勘違い
現代人は、ここを勘違いしやすい。
「お金を払ったから大丈夫」
「最新のサービスだから気持ちが伝わる」
そうではない。
同じ動画を百人に送っても、
百人の心は、それぞれ違います。
場合によっては
「ああ、またか」で終わってしまうこともある。

■ 宝くじも気持ちも、買えない
宝くじも、動画レターも、
夢や気持ちそのものは買えません。
少し手間をかけて、
少し考えて、
自分の言葉で伝えるしかない。
私の毎朝のブログも、
きっと同じです。
最後まで読まれていない日も多いでしょう。
だから、続けるしかない。
何度も、何度も繰り返して、
そのうち仲間の一人に届けばいい。
そう信じています。
■ 私のクリスマスは
そんなことを感じながら、
今朝はLINEの仲間に、
我が家のクリスマスツリーと、
孫たちがサンタさんからもらった🎁、
そしてトナカイ用のニンジンが写った写真を送りました。
さて、
ニンジンはどれでしょう。

ーーーごめんなさい、トナカイさんに食べられていたようです。


