48時間の神様は気まぐれである―待ってくれない体と、昔のままの反射神経 ―
Last Updated on 2026年5月25日 by 管理者 Nikifarm
おはようございます。室温23℃、久々のジョグ薬(100/72/105)、今朝(130/90/57)。
昨日偶然にも2人の友人から似たような話を聞いたので、シニアの方はぜひ参考にしてください。
目 次
■ 畑仲間のSさん(74歳)の話から始まった
最初の異変は、ゴルフ場だった
畑仲間のSさん(74歳)は、畑だけでなくゴルフも好きである。
その日も普通にラウンドしていた。
グリーンでパットを決めた時だった。
「ナイスパット!」
仲間の声が聞こえた。
Sさんは反射的に声のした方向を見た。
……しかし、誰もいない。
「あれ?」
実際には、反対側にいた友人が声をかけていたのだ。
つまり耳の聞こえ方が、おかしくなっていた。

■ 人間は、最初こう考える
だがSさんは、その時こう思ったらしい。
「疲れてるのかな」
「年かな」
「耳が詰まってるだけかな」
実にシニアらしい、落ち着いた判断である。
しかし後から考えると、
これが最初のサインだった。
■ 耳というのは、意外と方向感覚にうるさい
人間は左右の耳で、
- 音の大きさ
- わずかな時間差
を感じながら、「どこから声が来たか」を判断している。
だから片耳が急に悪くなると、
- 声の方向が分からない
- テレビの位置感覚が変
- 会話が聞き取りづらい
ということが起きる。
Sさんの場合、まさにそれだった。

■ しかし耳は待ってくれなかった
その後も、
- 耳が詰まった感じ
- 聞こえづらさ
- 少し変な感じ
は続いた。
それでもSさんは、
「日常の用事が終わったら病院行くよ」
と言っていた。
この“用事優先システム”は、シニア世代ではかなり強力である。
■ そして4日後
それでも耳の違和感は続いていた。
そこでSさんは妹さんに話した。
すると妹さんの反応が速かった。
「それ、突発性難聴じゃないの?」
さらに続けた。
「うちの旦那もやったのよ。
早くステロイド治療しないと、手遅れになることがあるよ」
この一言で、空気が一変した。

■ 人は“自分のこと”だと鈍い
不思議なもので、
他人のことなら心配するのに、
自分のことになると急に楽観的になる。
特にシニア世代は、
「これくらい大丈夫」
という経験値が高すぎる。
だが体のほうは、時々こう言っている。
「いや、今回は本当に早く病院へ行ってください」
■ そして翌日、病院へ
Sさんは5日目に病院を受診。
すぐにステロイド治療が始まった。
医師からは、
「もう少し早く来ていれば…」
という説明もあったという。
現在も治療中で、いまだ聞こえない。
■ 調べてみて分かったこと
突発性難聴は、
- 片耳だけ急に聞こえにくい
- 耳鳴り
- 耳が詰まる感じ
- 声の方向が分からない
などで始まることがある。
そして重要なのは、
発症から48時間以内の治療開始が重要と言われていること。
特にステロイド治療は、早いほど効果が期待される。
■ Sさんのひとこと
Sさんは少し苦笑いしながら言った。
「ゴルフ場で、あれが最初だったんだなぁ」
そして続けた。
治療を受けながら、
「年もあるから仕方ないけどさ…
もう少し、この病気について早く知っていればねぇ」
この“ねぇ”が、少しだけ長く残る。
■ そこで思ったこと
この話を聞いて、実は私もまったく知らなかった。
48時間以内に治療をすれば治る可能性が大きな病気である。
「これは耳だけの問題ではない」
シニア世代には、“時間との勝負になる病気”が他にもある。
そこで少し調べてみたので、紹介だけしておく。
■ 実は「時間勝負」の病気は多い
調べてみると、
- 突発性難聴(48時間が重要)
- 脳梗塞(ろれつ・片麻痺)
- 心筋梗塞(胸の圧迫感)
- くも膜下出血(突然の激しい頭痛)
など、
「そのうち病院へ」が危険になる病気は意外と多い。
特にシニア世代は、
「年のせいかな」
で様子を見てしまいやすい。
だが体のほうは、
わりと本気で緊急事態だったりする。

■ そして、友人Hくん(67歳)が遊びに来た
友人のHくんがしばらくぶりに遊びに来た。
……しかし歩き方がちょっとおかしい。
足を引きずっている。
しかも、いつもの電動自転車ではない。
「どうしたの?」
と聞くと、苦笑いしながら話し始めた。
■ 強風の日の自転車事故
一週間前、自転車に乗っていた時だった。
その日は風が強かった。
突然、帽子が飛ばされそうになった。
Hくんは反射的に左手で帽子を押さえた。
その瞬間だった。
右手に力が入り、前輪のディスクブレーキを強く握ってしまった。
すると――
前輪ロック。
自転車は急停止、どこにもぶつかっていない。
止まらなかったのはHくんただ一人。
本人は見事にロケット弾のように前方へ発射。
ほぼ“人間特攻隊自爆”状態である。

■ 結果
- 足の内ももを強打
- 両手も負傷
- 今も足を引きずっている
本人は笑っていたが、かなり痛そうだった。
■ どちらも「突然」だった
Sさんの突発性難聴も突然。
Hくんの自転車事故も突然。
人生というのは、
「昨日まで普通だった」
が、わりと簡単に崩れる。
特にシニア世代は、
- 反射神経
- バランス感覚
- 回復力
が少しずつ変わっている。
昔の感覚のまま動くと、体だけが後から痛くなって驚くのだ。
■ 共通ルール
- 「そのうち」は危険なことがある
- 数時間〜48時間が勝負の病気がある
- 年齢より“対応の早さ”が結果を変える
「いつもと違う」は、病院に行くサイン
■ SさんHくん的教訓
あなたの周りにも、いるのではないだろうか。
「そのうち病院に行く」と言い続けている。
「自転車は慣れている」いつも安全運転してる。
もしかしたら——それは、あなた自身かもしれない。
SさんHくんは悪い人ではない。
むしろ、真面目で、我慢強くて、迷惑をかけたくない人だ。
そういう人ほど、「後でいい」と言ってしまう。
でも体は、そんな事情を知らない。
突発には意外と弱いのだ。
年を重ねると、
「これくらい大丈夫」
が増えていく。
だが時々、
体のほうは静かにSOSを出している。
「いつもと何か違う」
その感覚は、
意外と当たっているのかもしれない。



勉強になりました。
初めてコメントがきました、ありがとうございます。これからもみんなが読んだほうがいい時は送信します。いつもはくだらないことを書いているので暇な時に読んでください。コメントもお願いします。