体は動きたがっている ― セロトニンの力と“便利な生活”の落とし穴
Last Updated on 2025年6月23日 by 管理者 Nikifarm
おはようございま![]()
友人からのメールで、旭川東高校の校訓に「シマレガンバレ」という言葉があった。
しばらくぶりに聴いて思い出した。
おそらく、「郷土を誇りに、強く生きよ」と、いう意味だろう。
シニアになった自分の体にもそう言いたい。

自分へのエール
🏃♂️ 体は、動きたがっている。~便利さという“毒”に気づくとき~
人間の体というのは、実はとてもよく働く相棒だと思うのだ。
歩きたがっている。
汗をかきたがっている。
重いものを持ちたがっている。
ときには疲れて、ぐったりするくらい頑張りたがっている。
つまり
「体を使いたい」
というのは、体そのものが持っている“本能”なのだ。
実は、運動することで、脳内の「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されるのだ。
🧠 セロトニンって、どんな働きをしているの?
① 心を落ち着かせてくれる
イライラや不安をやわらげ、気持ちを安定させてくれるホルモンです。
ストレスの多い現代には、まさに“心の守り神”のような存在。
② やる気と集中力をサポート
朝の目覚めをスッキリさせたり、1日のやる気や集中力をキープしたり。
「今日はなんだか前向き!」
という日は、セロトニンがしっかり働いている証拠です。
③ 体のバランスをととのえる
セロトニンは、自律神経のバランス(交感神経と副交感神経)を整えて、血圧や体温、内臓の働きまでコントロールしてくれます。
④ ぐっすり眠るための“下ごしらえ”
夜ぐっすり眠れるのは、昼間にセロトニンが分泌されているおかげ。
夜になるとセロトニンが「メラトニン(眠りのホルモン)」に変わって、自然な眠りに導いてくれます。
⑤ 腸の動きや痛みの感じ方にも関係
実は、セロトニンの9割以上は“腸”にあるんです!
腸の動きをよくしたり、痛みを感じにくくしたりする働きもあります。
💡ひとことで言えば…
セロトニンは、心と体を
「ごきげん」
に保つホルモン。
ジョギングや朝の日差しが、そのスイッチを入れてくれるんです。
なのに、現代人はその声を聞こうとしない。
いや、もう聞こえなくなってしまっているのかもしれない。
「疲れないように」、「効率的に」、「自動で」
そんなことばかりを考えて、
私たちは体を、便利さという檻に閉じ込めてしまった。
だが――
使われない体は、静かに、確実に壊れていく。
筋肉は減り、血流は滞り、内臓機能も落ちる。
そして、しまいには病気になる。
それを
「老化でしょ」
と呼ぶのは簡単だ。
もちろん、病気や様々な事情で体を動かせない方もいます。
しかし、もし動ける健康な体があるにも関わらず、その声に耳を傾けないのであれば、それは『老化』ではなく、むしろ
「怠けた代償」
と呼ぶべきなのかもしれません。
🏃♀️ 体の“声”に応える生活
私は毎日、体の欲求に応える時間をつくっていこうとしている。
私の場合は
- 早朝1日5キロのジョギング(できるだけ土手や自然の中を)
- 今はこの下の地図のコースを楽しんでいる
- 週に1回のテニス。笑いながらゲームを楽しむと、全身が「気持ちいい」と反応する。
これはあくまでも一例です。
大切なのは、「今の自分にできる範囲で、体に少しだけ負荷をかける」こと。
- エレベーターを階段にちょっと変えてみる
- 一駅手前で降りて歩いてみる
- 買い物では、カートの代わりにかごを手で持ってみる
そんな小さな挑戦でも、体は
「ありがとう」
って感謝して言うんですよ。
口では言わないけどね。
体調が良くなるという形で、しっかり応えてくれる。
🌱 便利さの“副作用”に気づこう
文明が進化して、体を動かさなくても生きていけるようになってきている。
けれど、体そのものはその進化には追いついていない。
いまだに、体の機能は縄文時代とそう変わらない“設計”をしているのだ。
つまり、
「動かない」
という生活は、
体にとっては“異常事態”。
だからこそ、便利を疑ってもいい。
ときには、不便を楽しんでみてもいい。
その先にこそ、
「本来の自分の調子」が戻ってくるのだから。
🔚 最後に一言
便利さは、人類にとって素晴らしい成果だ。
でも、それが“体”にとっては毒になることもある。
その事実にもっと早く気づいたときから、あなたは確かに幸せになる。
人はもう一度、「自分の体と仲直り」できるのかもしれない。
さあ、まずはその場で大きく伸びをしてみませんか。
椅子から立ち上がって、少しだけ歩いてみませんか。
その小さな一歩こそが、あなたの体との対話の始まりなのです。
「シマレガンバレ」





