身寄りがない高齢者を誰が支える? ― 成年後見人という選択

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Last Updated on 2025年6月24日 by 管理者 Nikifarm

おはようございますおねがい

まったくの他人でも、業務として寄り添うことができる仕事。

そんなチャンスに巡り合えたことは偶然ではなく、運命だったのかもしれない。

業として人に寄り添う

🧓誰が助けるの?

――いや、“誰でもいい”わけじゃない。

おはようございます。


私は行政書士として活動しながら、コスモス成年後見サポートセンターの会員として、後見人の支援活動を始めたばかりの者です。

今日は、実際にあった二つの事例を通して、

「誰がその人の人生を支えるのか」

というテーマについて、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

👤【事例①:Kさん(75歳・男性)】

障害等級〇級。車いすでの生活。未婚。

ひとり暮らしの戸建て住宅には、静けさだけが残されています。

年金で慎ましく暮らす日々。
身寄りといえば、遠方に住む高齢の姉がひとり。でも、もう何年も連絡を取っておらず、ほぼ絶縁状態です。

週5回のヘルパーによる介助。買い物・洗濯・通院・デイケア(週1回)・訪問診療。
それでも、生活は細い糸でかろうじて繋がっているような状態。

判断能力はまだまだありますが、金銭管理や契約行為にはすでに支援が必要。
将来的な認知症のリスクや、亡くなったあとの手続きなど、備えるべきことは多いのです。

👵【事例②:Mさん(84歳・女性)】

離婚してからは生活保護を受けながら、一人で暮らしていました。
頼れる家族はいません。

数年前、脳梗塞で倒れて以降、病院をいくつも転々とし、現在は県内の病院に長期入院中です。

目は開いているものの、話すことも、体を動かすこともできません。
医師の診断では「植物状態」にあるとされています。

誰がこの人の「意思」を代弁するのか?
誰が治療や生活に関わる大きな決定をするのか?
現場では、看護と医療の限界の中で、その判断が委ねられているのです。

🧩「誰か」ではなく、「信頼できる誰か」

どちらのケースにも共通しているのは


「継続的に、信頼して頼れる人」が、そばにいないということ。

よく言われます。

「行政がなんとかしてくれるんじゃないの?」

たしかに、行政には多くの支援制度があります。


けれど、行政には「代理権」がなく、本人の意思決定を代行することも、


日々の暮らしに寄り添い続けることも、実際には難しいのです。

必要なのは、法律的な力と、継続的な関わりを持った“人”

それが、

「成年後見人」

です。

👥成年後見人は、書類だけの仕事じゃない

成年後見人の仕事は、財産管理や契約行為の代行だけではありません。


本人の生活の質や、尊厳、意思を大切にしながら、人生に寄り添う役割です。

「嫌なことはNO」「必要なことはYES」

本人に代わって、その意思をくみ取り、社会に発信するのも後見人の大事な役目。

💬「最後の仕事」として選んだ道

私はもともと行政職として、さまざまな人生の“影”の部分を見てきました。


あのとき、「この人たちは行政に預けておしまいだ」と感じた違和感。


「でも、見る人がいないと、それで終わってしまうのか?」


そう思ったとき、私は

「成年後見制度」

を知りました。

だからこそ、今、行政書士として、そして後見人として、

“人生の最後まで、その人らしく生きること”

を支えたいのです。

それは、ただ守り、支えるだけではありません。

最後の最後まで、人間らしく生きるささやかな喜びを、すぐ隣で分かち合いたい。

それこそが、私の見つけた「最後の仕事」なのだと確信しています。

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