7万人の本棚に一冊の本を植える話
Last Updated on 2026年3月9日 by 管理者 Nikifarm
おはようございます、室温16℃。昨日の健歩薬(121/85/79)。
目 次
図書館の本棚は畑だった
今朝の畑。
菜花が黄色い花を咲かせ始めました。
ニンニクと玉ねぎも、急に元気です。
どうやら彼らは
人間より先に春を感じる能力が敏感らしい。
私はというと、
長ネギの定植の準備をしながら
夏野菜の計画を立てています。
トマト、ナス、キュウリはすでに購入依頼済。
畑は今、
春の作付け会議中です。

図書館で起きた小さな事件
先日、図書館で本を探していました。
読みたい本は
「実語教」
宗教本ではありません。
ところが、図書館のパソコンで検索しても棚を見ても、
無い。
そこで職員の方に聞いてみました。
すると、
「県内にあれば取り寄せます」
「なければ購入します」
と言うのです。
私は思わず聞きました。
「え、買ってくれるの?」
「いいのかね、私の我がままなのに」
すると職員の方は
静かにうなずきました。
7万人の本になる
私の住んでいる吉川市は
人口およそ7万人。
つまり、
私が「読みたい」と言った本は
7万人の本棚に入る可能性がある
ということです。
これは少し考えると面白いことだ。
畑なら
一本の苗を植えると
町の畑になるようなものです。

図書館の本棚は畑に似ている
よく考えると図書館は
私の畑とよく似ています。
畑は
- 新しく種をまく、苗を植える
- 古い残渣は抜く
- 土を成長させたりリサイクルする
これを繰り返さないと
畑は回りません。
図書館も同じです。
新しい本が入り、
古い本が抜けていく。
つまり
本棚が図書館の土か。
借りないと消える本
ここで面白い話があります。
図書館の本は、
借りない本は整理される
ことがあるそうです。
つまり
誰も読まない本は
静かに本棚から消える。
ちょっと畑や現実と同じですね。
育たない苗は
抜かれてしまう。
自然界は案外きびしい。
ところが人間社会は少し違う。
人はなかなか消えていかない。
ときどき消えてほしい人まで
元気に残っていたりする。
本の延命活動
もし私のリクエストで
「実語教」が図書館に入ったら、
時々借りる必要があるな。
借りないと
10年くらいで消えるかもしれない。
つまり私は
本の延命活動
そう、本の成年後見人だ。
1年中畑に存在する、
認知症のネギの手入れと同じだ。
図書館は町の知恵の畑
図書館をよく見ると、
そこには
- 誰かが読みたかった本
- 誰かが寄贈した本
- 誰かの研究
そんなものが並んでいる。
つまり
町の知恵の畑、宝の山
であある。

そして今朝の畑
さて、
現実に戻ります。
長ネギの定植が待っています。
夏野菜の計画もあります。
菜花は花盛り。
ニンニクも元気。
玉ねぎも花見モード。
どうやら
畑も図書館も
春はにぎやか
らしい。
最後に考えたこと
ただ一つ問題があります。
畑は
草取りをしないと荒れます。
図書館は
本を借りないと消えます。
つまり
どちらも
手入れが必要。

しかし私は最近、
ふと思いました。
畑の手入れだけでも
毎日ちょっとの時間必要。
そこに
図書館の本の延命活動
が加わると、
どうやら私は
- 農家なのか
- 読書家なのか
- 図書館のボランティアなのか
- 何でも屋なのか
自分でも
よく分からなくなってきました。
とりあえず今日は
勢いのいい雑草を抜いて、
定植したネギを見ながら、大根抜いて
長靴履いて、図書館に行くことにします。
畑も
本棚も、AIではなく
人の手が必要ですから。


