シニアになったら使いすぎに注意と思ったら、使わなすぎに注意することがあったとは
Last Updated on 2026年2月6日 by 管理者 Nikifarm
おはようございます、室温15.4℃。
目 次
使わなすぎて起きるケガ?橈骨神経麻痺という話
「橈骨」、これはあまり聞かないが、なんと読むのだろうか?
とうこつ
である。
年をとると、病気や膝などケガの原因はだいたい
「使いすぎ」「無理しすぎ」だと思っていた。
ところが最近知って、ちょっと驚いたのが
**「使わなすぎて起きるケガ」**があるということ。
その代表例が
橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)。
難しい名前だが、症状は単純で、
手首が上がらなくなる。
朝起きたら、手がだらーん。
自分の手なのに、言うことを聞かない。
これ、実はわりとよくあるらしい。

どういう時に起きるのか
原因の多くは「ケガ」ではなく
圧迫。
たとえば、
- 腕を枕にして爆睡
- ソファで肘を押しつけたまま寝落ち
- デスクで肘ついてスマホを長時間
- 電車で居眠りして腕が変な角度
つまり、
動かさずに、押しつぶしていた。
神経は電線みたいなもので、
引っ張るより「押される」のが弱点。
お酒を飲んでそのまま寝て、
朝起きたら手首が動かない、というのは
医学的にも有名で
「サタデーナイト症候群」
などと呼ばれているらしい。
なんとも陽気な名前だが、本人は全然笑えない。

アキレス腱との違いが面白い
私が両足とも経験しているアキレス腱断裂は
「久しぶりに走ったら切れた」。
橈骨神経麻痺は
「何もしてないのに動かなくなった」。
つまり、
- アキレス腱 → 使いすぎ
- 橈骨神経 → 使わなさすぎ
この対比が実にシニア的である。
若いころの感覚で体を扱うと、
体のほうがこう言ってくる。
「いや、もう仕様変わってますから」
どうすれば防げるか
予防はとてもシンプル。
- 同じ姿勢を続けない
- 肘や腕を長時間押さない
- 寝落ち前に体勢を整える
- デスクワークは時々伸びをする
要するに
「圧迫しない・動かす」だけ。
運動不足解消の話はよく聞くが、
これは「寝方」「座り方」の問題。
もしなったら?
多くの場合は
数週間〜数か月で自然に回復する。
ただし、
- 3日以上まったく改善しない
- しびれが強い
- 骨折後
こういう場合は整形外科へ。
神経は意外と気まぐれで、
拗ねると黙るが、
時間をかければちゃんと戻ってくる。
最後に
腱は
「使わないと弱り、使うと切れる」
神経は
「使わないと黙り、押すと拗ねる」
どちらにしても、
年をとると体はますます繊細になる。
頑張りすぎてもダメ、
何もしなくてもダメ。
結局いちばん大事なのは、

ほどほどに動いて、ほどほどに休む。
これが、
シニアの体とのいちばん上手な付き合い方なのかもしれない。


